人体とは?


さて、「宇宙とは?」のページまでで、物質に周波数がある事はわかりました。



それならば、それぞれの物質周波数(チャンネル)の番組を見る為には、体(テレビ)をそれぞれのチャンネルに合わせなければなりません。

その体(テレビ)を合わせるとは、どういう意味でしょう?



魂は、霊的経験値を上げ(徳積み)、霊格が上がる(霊レベルが上がり、魂が進化する)につれて、体もどんどん速い物質周波数に耐えられるようになっていきます。

しかも、一度周波数が上がれば、上がったレベルまでの周波数には、自由に体の周波数を上げたり下げたり出来るのです。

それは丁度、昔のコンピューターでは今の最新ゲームは動かないのに、今のコンピューターでは今の最新ゲームも、昔のゲームもやる事が出来るのに似ています。

これを図にしてみましょう。


物質周波数(チャンネル) 体(テレビ)
物質界(1チャンネル) 肉体を着ている幽体をまとった魂
幽界(2〜4チャンネル) 幽体をまとった魂
霊界(5〜7チャンネル) 霊体をまとった魂
神界(8〜10チャンネル) 神体をまとった魂
超越界(11〜∞チャンネル)


物質界は、霊にとってかなり特殊な状態にあり、2つの体を使用しています。

昼間起きている間は肉体を使い、夜眠っている間は、肉体から幽体離脱して幽体で幽界にいます。

その時の記憶が僅かに残っているのが「夢」です。

その夢の内容が主観的な記憶の場合は、幽界下層のあなたのインナースペース(主観的な世界)にいた時、客観的な記憶の場合は、幽界上層の客観的な世界で他の霊達(生霊含む)と過ごしていた時の、記憶の断片です。

夢を見ている間は幽界にいるからこそ、例えあなたの寝ている部屋が真っ暗でも、夢の中は幽界の「光」で「明るい」のです。

つまり、「夢」は幽体離脱という名の心霊現象であり、「あの世」が無ければ夢を見る事は絶対に不可能なのです。



それにしても、夢はなぜあんなに辻褄が合わないのでしょう?

あなたの幽体の記憶容量は、肉体の脳の記憶容量に比べて遥かに大きいので、朝起きるとその時の記憶の全てが脳に入り切れず、歪んでしまうのです。

それは、丁度CD(700MB)に丸々入っているデータを、無理矢理フロッピーディスク(1MB)に詰め込むような物です。

夢が支離滅裂で辻褄が合わないのも当然でしょう。

なお、この例に倣えば、さしずめ霊体の記憶容量はDVD、神体の記憶容量はBlu-rayに相当するでしょうか?

夢を見ている時は、周りの人の頭に、延びた「シルバーコード」というものが付いているかどうかで、その人が夢を見ている(幽体離脱している)地上の人間なのか、亡くなっている幽界の人間なのかが判別出来ます。



「シルバーコード」とは、肉体と幽体の間にあって、お互いを繋いでいる、肉眼では見えないキラキラ光った銀色の紐の事で、日本語では「たまのお」(「魂の緒」、「玉の緒」などと書く)と呼ばれているものです。

これは無限に伸び縮みする紐で、幽体と肉体の情報交換と、霊界から生命エネルギーである霊的エネルギーを送っています。

食べ物を食べる事は、肉体を維持する為であり、地上で命そのものを維持するには、どうしても生命エネルギーである霊的エネルギーが必要なのです。

人間が寝なければいけないのは、その霊的エネルギーを補給する為であり、食べ物は何日も食べなくても死なない人間が、睡眠をしないとすぐに死んでしまうのは、幽界に戻って、この霊的エネルギーが補給出来ない為です。



それは、海女さんが仕事中、時々空気を吸いに海面に出なければ、死んでしまうのと同じです。



私達は、大海原の中で、物質界という名の暗くて冷たい海底に潜っている海女さんのようなもので、誰かが船に残り、船が流されないよう見守っていなければなりません。

その船を見守っている人達が、「背後霊」と呼ばれる人達です。

背後霊には、「守護霊」と「指導霊」とがいて、霊界から私達の援助をしています。

守護霊は私達が生まれた時から死ぬ時まで一緒に行動しますが、指導霊は状況により入れ替わります。

物質界での修行をしているのはあくまで私達なので、背後霊は指導や援助はしても、直接仕事を肩代わりするような事はありません。

それは海女さんで例えると、背後霊は船の上から魚介類のいそうな場所は教えてくれても、実際に漁をするのは私達でなければならないという事です。



脳の専門家なら皆知っている事ですが、現在記憶を司っていると思われているシナプスは、実際の人間の情報の伝達量と比べると、もう桁違いに数が少なく、現代医学では、人間がどうやって大量の情報をやりとりしているのか、全くわかっていません。

「霊的真理」では、シナプスの周りに、シルバーコードから送られてくるシナプスより遥かに小さい霊質の球体が、シナプスをも包んだ霊質の流動体の中を、カエルの卵のような状態で高速移動しており、それが大量の情報伝達をしている事を教えています。



なお、物質中心(利己的)な生活を続けていると、シルバーコードにゴミが詰まって、きちんと霊的エネルギーが補給出来なくなります。

この霊的エネルギーは、記憶の維持、生きる喜び、安らぎ、安心感、癒し、愛の念などを運んで来る為、現代人のように物質至上主義になりシルバーコードが詰まると、



物忘れが激しくなる。

怒りっぽくなる。

鬱になる。



といった症状が現れ出します。

私が、「今 自殺を考えているあなたへ」のページで、鬱病の根本治療は利他行為だと書いたのは、それが霊的な活動であり、シルバーコードのゴミを掃除するのに大変良いからなのです。



次に、肉体と幽体がシルバーコードによって繋がっているのが地上で「生きている状態」なのだとしたら、我々の生と死の定義はどうなっているのでしょう?



もちろんそれは、幽体をまとった魂がシルバーコードにより肉体と繋がった瞬間が「生」の始まりで、完全に切れた瞬間が「死」という事になります。(つまり、「脳死」が人の死だというのは間違いです。)



では、人はいつ「この世」に生まれるのでしょう?



肉体と魂の結合には個人差があり、妊娠3ヶ月前後での結合が全体の約7割と一番多いようですが、早い人の場合、受精時にはもう受精卵と魂の結合が起こります。(この場合、幽体は受精卵の大きさまで小さくなります。)

したがって、受精して2週間程度で受精卵が子宮に着床せず流れてしまった場合でも、その受精卵には魂が入っている場合もあるという事を、「霊的真理」は教えてくれています。

つまり、出産時ではなく、肉体と魂の結合の瞬間こそが、人間の地上での「本当の誕生日」なのです。

なお、試験管ベビーやクローンにも、自然現象として魂が入ります。(クローンの魂はクローン元とはあくまで別の魂です。)

機械は元が鉱物である以上、立派に「霊」ですが、ロボットがいくら進化しても、中に魂は入りません。



母親が亡くなって「あの世」に行けば、当然あの世で立派に成長した我が子と再会する事が出来ます!

望んでいたのに死んでしまった子供との再会は、正に無常の喜びですが、身勝手な理由で堕胎した場合も、進化霊に強制的に子供と合わされて、なぜ殺したのかを本人にきちんと説明しなければならなくなります。

あの世で立派に大人に成長した我が子を目の前に、それはまるで、針のむしろに座らされているようだと言います。

この事から、身勝手な胎児の堕胎は明らかに間違いである事が解ります。

地上は魂の修行の場であり、言ってみれば人生の「テスト期間」のようなものなのですが、亡くなる、つまり「テスト期間」が終われば、当然あの世でテストの「答え合わせ」が行われるのです。



人はいつ「死ぬ」のでしょう?



病気や老衰などで人が死ぬ場合、シルバーコードはゆっくりと切れていきます。

シルバーコードの切れ具合が悪い場合には、霊医(霊界の、地上より遥かに高度な医療技術を持つ医者)がやってきて、メスを使って直接シルバーコードを傷付けないよう、丁寧に切断する場合もあります。

霊視能力の高い霊能者が危篤状態の患者を見ると、あの世で忙しなく動いている霊医達の姿がハッキリと見えるそうです。

事件や事故などで突然死した場合は、シルバーコードが強引に千切れてしまう為、しばらくショック状態が続く事になりますが、その場合も、霊医がすぐに駆けつけ、適切な処置をしてくれますので、安心です。

肉体と幽体の間には、シルバーコードの他に、半霊半物質で出来ている「ダブル」(複体)という、あなたの肉体と全く同じ姿をした体があり、それは肉体と幽体の接着剤の役目をしています。

死ぬ時は、このダブルと幽体が肉体から抜け出し、上空1〜3mに静止し、ダブルはまるで昆虫のサナギのような形になり、あなたの幽体の成長が終わるまでの数時間、体を保護します。

幽体が本来の形に成長すると、サナギから蝶が生まれるように、ダブルを脱ぎ捨て幽体のみになり、守護霊に連れられて、幽界へと旅立つ事になります。

この脱ぎ捨てたダブルはしばらくすると分解されますが、たまに分解される前に本人がダブルに意識を戻したりすると、ふらふらと歩き出す事があります。

霊視能力のある人がこれを見ると、自縛霊、浮遊霊のような幽霊に見えるのです。

自縛霊、浮遊霊の幽霊は人間ですので、自分の意思で行動しているのに対し、この脱ぎ捨てたダブルはあくまでも人間の抜け殻なので、同じ行動(学校の廊下を毎回同じルートで歩く等)しかせず、もちろん意識もありません。



つまり、幽霊には2種類あるという事です。



幽界には、亡くなったばかりでまだ物質周波数が低い霊を、徐々に幽界の物質周波数に合わせる為の病院があり、亡くなった人達の多くは、まずそこに案内されます。

この病院の建物にはいろいろな種類がありますが、日本人の場合、落ち着いた温泉旅館のような建物に連れて行かれる事が多いようです。




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