まず、基本的な事からお話ししましょう。
そもそも、魂の命は永遠なので
人は死にたくても絶対に死ねません!
利己的な動機で自殺をすると、あの世で今の10倍以上の苦しみを味わいます!
なぜ苦しみが増幅されるのか?
そもそも「生きている」と言われている人間とは、魂が肉体という洋服を一時的に着ている状態の事を言う訳ですが、この肉体は霊性を鈍らせるというマイナス面だけではなく、純粋な精神である魂の辛い感情のクッション剤になっているというプラスの面もあります。
今、あなたは確かに様々な理由から、死にたくなる程辛いのでしょうが、その辛さでさえ、肉体があるおかげで実際の辛さの10分の1程度に和らげられているという訳なのです。
その、せっかく辛さを和らげてくれているありがたいクッション材「肉体」を、自分の意思で脱ぎ捨て、剥き出しの精神体である幽体のみになってしまったなら、一体どんな事が起こるのか、想像してみて下さい。
本来の寿命で無くなっていれば、それまでの辛さを我慢した褒美として、10倍以上の幸福感が味わえる事になるはずの天国入りが出来なくなるだけでなく、10倍以上の苦しみが、寝る時間や食事をする時間、風呂に入る時間全て無い、文字通り24時間、一瞬も休まる事なく、何十年、時には何百年と続くのです。
「この世」とは、悪い言い方をすれば魂の刑務所のような所なのですが、きちんと刑期を終えずに脱獄した囚人が、真面目に刑期を終えた人と同じ扱いになる訳が無いのは当然でしょう。
また最近、自殺して天国に行けないのなら、人を殺して死刑になる事で、結果的に他人に自分を殺して貰えば、それは自殺では無いので、「ファイナルファンタジー」の世界(天国)に行けると考え、殺人を犯す人がいます。
アホでしょうか?
なぜ自殺をすると10倍以上の苦しみを味わうのか?
辛いからという利己的な動機で人の命を奪うからこそ、苦しむのです。
「霊的真理」は、結果はその動機が霊的に利己的か利他的かによって決まる事を教えています。
つまり、動機が利己的な理由で殺人を犯し、さらに利己的な理由で自分自身の命をも奪う、誰が自分を殺したかは重要ではありません。誰の「動機」でそうなったかが重要なのです。
利己的な動機で2人(被害者1人&加害者である自分1人)の、あるいは3人以上(被害者2人以上&加害者である自分1人)の命を奪った行為をした人間、それは、
普通の自殺者よりも、遥かに辛い苦しみを長く味わいます!
真面目に生きて、お迎えが来てから死んでいれば行かれたはずの「ファイナルファンタジー」の世界に、この人は行かれなくなってしまったという訳です。
ちなみに、天国(幽界の上層界)は、霊達の意思の力で何でも作れる世界ですので、当然皆の望むような「ファイナルファンタジー」のような世界も、「ドラゴンクエスト」のような世界も、現実世界として「実在」します。
しかしそこに行くには、地上で真面目に、利他的に生きた者でなければ行かれません。
そして不思議な事に、全く見返りを求めない利他行為を繰り返し行なっていると、段々と恐怖感や孤独感、鬱状態が緩和されていき、全身に生きる喜びが溢れて来るのです。
嘘だと思うなら試しにやってみて下さい!
それは鬱病治療の薬をバケツ一杯飲むよりも、遥かに強力な鬱病治療薬です。
また、単に肉眼で見えないからという理由で、守護霊の存在を信じない事も、恐怖感や孤独感、鬱状態を増長させる原因です。
守護霊は、あなたの事が大好きなのです。
あなたの事が、好きで好きで堪らないのです。
守護霊はあなたの事を最も愛しているからこそ、今回あなたが地上に旅立つ時、守護という大変な役目を引き受けてくれた人なのです。
守護霊は、あなたがどこにいる時も、常に寄り添い、正に今現在も、霊界から援助をしてくれています。
「そんな事言ったって、どうせ私の気持ちなんて、誰にも解って貰えない…」
違います。
守護霊は霊なので、霊聴能力(テレパシー)も霊触能力(サイコメトリー)も使えます。
あなたの気持ち、感情は、サイコメトリーで100%全て承知していて、あなたが辛い時は、一緒に涙を流してくれています。
守護霊は毎日、あなたに話しかけているのですが、あなたが守護霊に気持ちを向けない(霊聴周波数を合わせない)ので、気付かないし、聞こえないのです。
「死にたい」と思う事は、その守護霊に対する、一番の裏切り行為です。
しかし、
あなたがいくら守護霊を裏切っても、守護霊は絶対にあなたを裏切りません。
今も、苦しみに耐えられる強い心が持てますようにと、必死に祈っているのです。
※「人体とは?」のページも御参照下さい。 |