ICO -You were there-


今回は、私の好きな曲、おすすめの曲の第4弾、「Steven Geraghty」の歌う、「ICO -You were there-」を御紹介します。



ICO -You were there-

※「このアルバムを視聴する」の中の、数字の16番をクリックしてください。



歌詞については、公式の物が見つかりませんでしたので、個人のブログに掲載されている歌詞と和訳を掲載いたします。
http://blog.livedoor.jp/octopus_books/archives/50577154.html



この人の手を離さない

僕の魂ごと離してしまう気がするから



このフレーズで始まるCMを覚えている方、いらっしゃるでしょうか?

この曲は、「Sony Computer Entertainment Inc.」のコンシューマー「PlayStation2」用ソフト「ICO」のエンディング曲です。

「ICO」はその開発や販売も「Sony Computer Entertainment Inc.」からの物で、ジャンルは「アクションアドベンチャーゲーム」になります。



このゲームは、ロンドン聖歌隊のボーイソプラノの男の子「Steven Geraghty」の歌う、その声の美しさもさることながら、ゲーム内の統一された「神話のような世界」の世界観の美しさが、なんともいえないのです。

最近のビデオゲームは、沢山の人達が分担して作る分業制の物が殆どの為に、作品から個性が消え、大衆的に均一化された世界観となってしまう物が殆どなのですが、この作品は珍しく、ディレクター、ゲームデザイン、キャラクターデザイン、キャラクターアニメーターを全て「上田文人」氏1人が行なった結果、奇跡的に個性的な統一感のある世界観が実現したのです。

私は世界遺産の中では、「モン・サン=ミシェル」(聖なる大天使ミカエルの山)が一番好きなのですが、このゲームに出てくる海上の城は、その世界遺産「モン・サン=ミシェル」を彷彿とさせます。

ゲームをプレイしなくとも、ゲームに出てくる城の美しい空中庭園で休んだり、崖にある風車横の池で泳いだりするだけでも、とっても癒されるのです。

ゲームのジャンルとしては、私は本当は戦闘シーンの無い、純粋に頭脳だけを使うアクションパズルゲームの方が好きなのですが、「ICO」はそれがメインではないにしろ、敵から逃げる為に戦闘をしなければならないのですが、それを全く無くしてしまっては、商品として考えた場合、まだなかなか売れる物にはならないのかもしれません。

ゲームの方は、現在は既に廃盤となってしまっている為、新品入手は難しいのですが、もし興味のある方がいらっしゃいましたら、ユーズド商品ならまだ入手は可能ですので、一度プレイしてみるのも良いかと思います。



【追伸】

■2011年9月22日に、「ICO」が画質の綺麗なプレイステーション3版となって、再発売されました!

このゲームをプレイした事が無い方は、この機会に是非どうぞ!

「ICO」プレイステーション3版
http://www.amazon.co.jp/dp/B0054I9ZM2/

「ワンダと巨像」との限定セット
「ICO/ワンダと巨像 Limited Box」(特製ブックレット、プロダクトコード同梱)
http://www.amazon.co.jp/dp/B0054I9ZHW/




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