「オーラ」とは、あなたの霊体から発せられている光の事です。
「まあ、あなたのオーラは真っ赤だわ、情熱的ね!」
などというオーラ占い。
こんなインチキ御利益信仰は、「どうでもいい」事です。
オーラの色がわかった所で、霊的経験値は1EXPも上がりません。
しかも、占い師や霊能者に人生相談をする事は、地上人生という名のテストの最中に、隣りの机の答案用紙をカンニングするようなものなのです。
カンニングして得た解答がたとえ正しくても、それはカンニングなので、霊的経験値は1EXPも入らず、ペナルティのみ加算されるハメになるのは、言うまでもないでしょう。
なぜカンニングなのかは複合的な理由なので一言で言うのは難しいのですが、安易に他人に人生を頼る姿勢、占い師や霊能者に支払う為の、高額なお金を自分の為だけに使う姿勢などが、「動機が霊的に利己的」なのだとお考え下さい。
個人的な悩み事がある場合には、
1. まず人に頼らず、「霊的真理」の書いてある書物等を読んで、出来る限り自分1人で問題を解決する事を心掛る。
2. 自分の力だけではどうしても悩みが解決しない場合、次に自分と同じ霊的経験値を上げる仲間である「守護霊」にお願する。
守護霊は、「類魂」というメンバーの中の1人で、あなたと一緒に霊的経験値を上げる仲間です。
「類魂」は、学校の授業でグループ研究をやる時の、グループのメンバーのようなものです。
グループ研究は、メンバーで相談して研究をする訳ですから、それがカンニングな訳はないでしょう。
つまり、守護霊に相談して答えを出しても、立派に霊的経験値が貰えるのです。
それに、本来の相談役である守護霊を無視して、他人である占い師や霊能者に人生相談をする事は、あなたの守護霊にも大変失礼な行為なのです。
とは言っても、ほとんどの方は霊聴能力が無い為に、直接守護霊の声を聞く事は出来ません。
したがって、守護霊に相談をする場合は、次のような方法を取るのも良いでしょう。
・まず、夜寝る前に椅子などに座り、リラックスした格好と姿勢で、軽く目を閉じます。
・次に悩み事を整理し、守護霊に対し悩み事を口に出して述べ、最後に「どうしたらよいかを御指導願います。」と述べます。
・言った後静かにしていると、ふっと軽い無意識状態に入る事もありますが、目が覚めるとスッキリした気分になっています。
・これを毎晩続けていくのですが、一晩、二晩では効果はないのと、大切なのはその日その日を新たな気分で始める事です。
・そうして毎晩続けている内に、ある朝ふと、良い解決策を思いついたり、問題そのものが既に問題で無くなっている時もあります。
・もしかしたら思いがけない人がひょっこり訪ねて来て、それが問題解決の糸口になったりするかもしれません。
・どういう形で成果が現れるかは、予断出来ません。
なお、利己的な悩み事やくだらない悩み事などの場合、守護霊が何も答えない事が、既に明確な答えとなっている場合もあります。
※この方法はあくまで1つの例であって、絶対的な方法ではありません。
「霊的真理」には「地上の宗教」のような特定の様式は一切ありませんので、そこは誤解の無いようお願いいたします。
3. それでも問題が解決しない場合は、類魂の次に親しい家族、友人、知人の順に相談する。
なお、家族、友人、知人は霊的には他人ですので、利己的度の度合いにより、多少のペナルティは発生してしまうかもしれません。
それでも、全くの他人である占い師や霊能者に高額なお金を支払って相談をするよりは、遥かに微々たるペナルティで済むと、私は思います。
さて、色を知ってもしょうがないオーラですが、オーラはその色よりも、遥かに重要な意味があります。
それは、オーラは魂の記憶媒体の役割をしているという点です。
オーラには、あなたのした行動、あなたのした発言、その時の感情が全て記録され、「永遠」に消えません。
「オーラ」は、永遠に消去不可能な「魂」のハードディスクなのです。
西暦1997年5月12日午後9時47分31秒に、インターネットに匿名で友人の悪口を書いた。 その時の全行動、全発言、全感情、記録!
西暦2001年8月25日午前10時3分59秒に、会社で、親しくも無い芸能人を友達だと自慢した。 その時の全行動、全発言、全感情、記録!
西暦2005年12月24日午後11時24分10秒に、奥さんに隠れて浮気をした。 その時の全行動、全発言、全感情、記録!
さて、亡くなって幽界に戻りしばらくすると、皆本来の霊能力を取り戻し、誰でもあなたの一生分の全記録を一瞬でスキャン(サイコメトリー)出来るようになります。
当然、あなたが悪口を書いた友人にも、親しくも無い芸能人にも、会社の同僚にも、浮気の事実を知らなかった奥さんにも、オーラを一瞬でスキャンされます。
「あの世」では、心は全ての人々に丸裸にされて、絶対に隠す事は出来ません。
生前嘘をつきまくったあなたは、人前に出るのが恥ずかしくなり、自ら幽界の下層界に足を運ぶ破目になってしまうのです。
「お天道様は、みんな見てる!」
とは、実はそういう事だったのです。 |