守護霊とは?


今回は守護霊についてです。



皆さんの中には、守護霊とは「嫌なことから自分を救ってくれるような存在」 だと誤解をしていらっしゃる方も、未だに多いのではないかと思います。

しかし、守護霊とは実際はトラブルから身を守ってくれるような存在ではなく、あなたを本当の意味で幸せにする手助けをしてくれる存在であり、本当の意味での幸せとはもちろん「魂の成長」な訳ですから、その為にはわざと病気になるのを放っておいたり、わざとトラブルに巻き込まれるような事をしたりもするのです。(私達は、「成長する為のトラブルを体験したくて、わざわざ物質界に誕生してきたのだ」と言っても過言ではないのです。)

つまり守護霊は、「ライオンが我が子を谷底に突き落とす」ような行為も、場合によってはやるという事です。

そこで、守護霊とは実際はどういう存在なのかを正しく理解する為には、ま〜ぶるさんが以前書かれた小説をお読み頂くのが一番良いと思いますので、以下に御紹介をさせて頂きます。



ちょっとスピリチュアルな短編小説 vol. 9 「守護霊の仕事 気付き編」
http://www.reitekifurusato.net/m/31/001/009.html

ちょっとスピリチュアルな短編小説 vol. 10 「守護霊の仕事 目覚め編」
http://www.reitekifurusato.net/m/31/001/010.html



このように守護霊は、私達の知らない所で私達の「魂の成長」の手助けをするべく必死に努力をしてくれているのであって、決して私達の「魂の成長」が止まってしまうような、「安易で楽な人生」を歩ませる為に存在している訳では無いのです。



したがって、守護霊や大霊へ祈りを捧げる場合、その祈りの言葉は、



「試練から救って下さい」

とか、

「試練に遭わないようにして下さい」



ではなく、



「どんな試練が起こっても、その苦しみに耐えられるだけの強い心が得られますように」



と、祈らなければならないのです。



以下、シルバーバーチの言葉です。



要するに理解が行き届かないから苦しい思いをするのです。
十分な理解がいけば苦しい思いをしなくなります。
また、すべきではありません。

それによって苦しい思いをするか否かは、あなたの進化の程度の問題です。

苦しみを何とも思わない段階まで到達すると、いかなる環境にも影響されなくなります。

「シルバーバーチの霊訓」(6) P193〜195より



これはつまり、試練が試練で無くなる。

それまで試練だと思って思い悩んでいた事が、「魂の成長」と共に、実はたいした事ではない事に気付く、という事です。

また、



人間はその人に耐えられない程の試練は絶対に与えられない



という大原則もありますので、その事も常に覚えておくと良いでしょう。

どんなトラブルや試練が起こっても、それをイヤなものと捉えるのではなく、「霊的経験値」を稼げる絶好のチャンスとして、明るく、ポジティブに、ワクワクした気持ちで楽しめるようになれれば、人生は今より遥かに素晴らしいものになりますし、何より「人生には恐れるものなど何一つ無い」という「事実」にも気付く事になるでしょう。



グランマ 「あの子は何でもかんでも楽しんでしまう名人なのよ」
藍華 「…楽しむ?」
グランマ 「そう」
藍華 「たったの… それだけなんですか?」
グランマ 「そうたったのそれだけ」
藍華 「…でもそれだけじゃ 苦しい時や悲しい時はどうすれば?」
グランマ 「ほっほっほっ そうねえ そんなモノは より人生を楽しむための隠し味だと思えばいいじゃない 自分の中で変えてしまえばいいのよ 何でも楽しんでしまいなさいな」

「ARIA」(4) Navigation19 伝説の大妖精(グランドマザー) P133〜134より



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