江原啓之氏について

> しかしです。

> だからと言って、今現在肉食をしている人々を直接非難する事は間違いです。

> 例えそれが、有名な霊能者であってもです。

> 思想を強要する事は、「霊的真理」ではなく、

> 「インチキ宗教」です。

> 自分の理性を使って考える事を否定させ、ここにいけないと書いてあるからダメだ、私がいけないと思うからあなたもダメだ、経典に書いてあるから、教祖様がいけないと言ったからダメだ、これらは全て「インチキ宗教」の考え方です。

> 肉食を辞めるか辞めないかは、本人が自分の意思で、自分の良心に照らし合わせて決めなければ意味が無いからです。



以上の文章は、私が私のサイト「霊的故郷」の「動物虐待撲滅の第一歩」のページの中で、私自身が述べた文章ですが、この「有名な霊能者」が「江原啓之」氏の事を指している事に、多くの方が気付かれた事と思います。



という訳で、今回はスピリチュアリストの中でも批判や非難する人の多い「江原啓之」氏について、とてもデリケートな問題ですが、私の見解を述べさせて頂きたいと思います。



まずその前に、皆さんは今の地球のむごたらしい現実である、戦争、貧困、飢餓、動物虐待、地球環境破壊をどう思うでしょうか？

余程の凶悪犯罪者（反社会的思想者含む）でもない限り、殆どの方はこのような悲惨な現実が少しでも改善されて、ゆくゆくは真の平和な世界、平和な地球になる事を望んでいるものと思います。



仮に、今のむごたらしい現実を「東京」、平和な地球を「大阪」とします。

「東京」から「大阪」へ行くには、様々な手段があります。



「飛行機」　「鉄道」　「車」　「船」　「バイク」　「自転車」　「徒歩」



さて、どの行き方が「正しい」でしょう？



この問いに、あなたはこう答えるでしょう。



「いやいや、そもそも正しいとか正しくないとかいう概念を持ち出す事自体おかしいからｗ」



と、



そうです。



地球の平和への「道」には、「正しい道」も「正しくない道」も無いのです。

「シルバーバーチ」は、「宗教」の中の一部の間違った思想については厳しく非難しましたが、彼は60年もの間、ただの1度も「個人」に対する批判は行ないませんでした。

そもそも私達は、個人の「自由意志」に対して、批判したり非難したりする立場にはありません。

個人の批判や非難をしても良いのは、その人「自身」だけだからです。

私達の心の中には、どんな凶悪犯罪者でも、「良心」という名の秤を持っており、唯一それだけが「個人」の批判をしても良いのです。

ですので、創造主である神、「大霊」ですら、個人の批判や非難は一切行なわず、ただ観察をするのみな訳です。

それは、もし「大霊」が人間を罰するような事をするのであれば、人間の「自由意志」が無い事になってしまうからなのです。

かといって、私はもちろん「人殺しでも何でもして良い」、と言ってる訳ではありません。

「罪を憎んで人を憎まず」

という言葉がありますが、私はサイトの中で「シルバーバーチ」に倣い、間違った思想や罪は罪としてきちんと批判はするが、それが個人の批判には繋がらないよう注意する、という方法を取っています。（厳密に言えば、この世界に「罪」と呼ばれるものは本当は存在しないのですが…）



私がサイトで紹介している「心の道場」さんは、「江原啓之」氏「個人」を激しく批判しています。

それはつまり、

「江原氏は大阪に行くのに自家用車を使用している。　なんというけしからん行為だ、大阪に行くには、唯一飛行機で行く行き方のみが正しいのだ！」

と、言っているような物なのです。

地上の人間は、100人いれば100人考え方が違います。

それに「心の道場」さんは、彼が「謎のプリンス（@ハリー・ポッター）」である可能性を、全く考えていないのでしょうか？

私は「心の道場」さんとも、「江原啓之」氏とも違う見解を持っていますが、地球を平和にする為の方法としては、「心の道場」さんの方法も、「江原啓之」氏の方法も、どちらも素晴らしい方法であると思っています。



これを先程の例で例えると、「東京」から「大阪」へ行くのに、



「心の道場」さんは飛行機で、とにかくスピード重視

「江原啓之」氏は自家用車で、途中の神社に寄りながらの旅

「私」は鉄道で、途中の美術館に寄りながらの旅



といった所でしょうか？



私が「シルバーバーチ」と出会えたのは、「江原啓之」氏からではないのですが、彼は世の唯物論者や一部のスピリチュアリストから大変な誹謗中傷を受けていますが、日本人に一番「シルバーバーチ」との出会いを提供したのが彼である事も、また疑いの無い事実です。

その彼が、今年一杯で芸能活動や講演活動を一切辞めて、来年から本来の目標であった「ホスピス運営」に専念なさるとの事。

私はあれだけの誹謗中傷の中、よくぞ今まで「霊的真理」の普及に頑張って来られたと、彼に対し賞賛を送りたい気持ちです。

この穴を私達スピリチュアリストがどれだけ埋められるのか解りませんが、私も今まで以上に「霊的真理」普及に努めたいと、決意を新たにしている所です。



【追伸】

■結局、私がこの日記の中で何が一番言いたかったのかと言うと、皆さんに対して、

「心の道場」さんに対しても、

「江原啓之」氏に対しても、

「ニコニコ大作戦」をしませんか？

という提案です。

是非皆さんで両者にニコニコ思念を送って、両者の和解が成立するよう祈りましょう！



※「ニコニコ大作戦」につきましては、以下のま〜ぶるさんの小説をお読み下さい。

ちょっとスピリチュアルな短編小説　No.5　「ニコニコ大作戦」
http://www.reitekifurusato.net/m/31/001/005.html



■テレビ出演に関しましては、私が誤解していた部分がありましたので、後日「江原啓之氏について3」にて、お詫びの上、訂正をさせて頂きました。



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